2005/06/01

携帯電話カメラ用コンバージョンレンズ

 カメラ付き携帯電話のカメラも今では望遠や接写機能を持ったものも少なくない。でも、もっと本格的なカメラライフを楽しむには、携帯カメラ用のコンバージョンレンズが必要になる。カメラ付き携帯電話のカメラ部分に取り付けて使うのだが、東急ハンズやヨドバシカメラなどへ行くと、いろんなメーカーのレンズが並んでいるのが目に入る。どれを買えばいいのか迷ってしまうほどだ。

 その中から手に取ったのがトダ精光(埼玉県戸田市上戸田1-9-3)の「携帯電話カメラ用マグネット式コンバージョンレンズ」(写真1)。望遠(2倍)と広角(0.5倍)、接写(4倍)の3機種があって、価格は2480円(税込)前後のようだ。フレームはアルミボディーで、光学式レンズを採用している。

 接写レンズを試してみることにした。まず接着用リングを携帯電話のカメラレンズ孔の上に貼り付け、磁石が着いたコンバージョンレンズを装着させる。携帯のカメラレンズ孔の種類によっては接着できない端末もあるから注意が必要だ。装着できる携帯は、レンズ孔の内径が9mm、外径は13mmで、装着用リングが接着できる機種。

 ここで気になるのが携帯電話への磁石の影響だが「特殊マグネットを採用しており、機器に影響は与えない。実用新案も取得済だ」(同社)という。
 画像はどうだろうか。カメラ素人の筆者が撮影した写真(写真2)でも、何とか見られる。これだと出かけた先で、見つけた商品などを接写するのに活用できそうだ。

[メモ]
トダ精光はデジカメのレンズ部に被せて簡単に着脱できるマクロレンズで実績があるメーカー。国内外で商品を供給している。携帯カメラ用は全国の東急ハンズやセブン?イレブンで販売している。レンズの大きさは25φx10mm(長さ)、質量は12g。http://www.toda-seikoh.jp/index.html  (05.05.13)