2005/07/08

携帯de立体

 自分が撮影した写真が簡単に3D(立体)画像として楽しめる?。デジタルモーション(東京都新宿区大久保2-1-3)が始めた携帯向け画像立体変換サービス「携帯de立体」。カメラ付き携帯電話で撮影した写真を同社のサーバーに送ってやると、自動的に3D画像に変換してくれて携帯電話にメールで届くという仕組みだ。

 同社が独自に開発した2D?3D画像変換技術を応用したもので、立体化された画像を利用した様々なコンテンツサービスが可能になるという。

 3D画像を見るには今は赤青メガネ(右に青、左に赤のフィルムを付けている)が必要だが、NTTドコモからはSH251iS、SH505i(共にシャープ製)といったメガネをかけなくても裸眼で手軽に立体画像が楽しめる携帯電話が発売されているので、一度試してみるといいだろう。

 7月15日までは変換デモサービスも実施中で、無料で立体画像を確かめることが出来る。mobille@digimo.tv へ画像を添付した携帯メールを送るだけでよい。ただしSH251iS、SH505iがなければ、事前に赤青メガネを用意しておく必要がある。

 これを開発したデジタルモーションでは、携帯電話会社や携帯コンテンツプロバイダーに、イベントなどで使用してもらえればと考えているそうだ。システムは最少構成で専用のメールアドレスを一つ用意するだけで、サービスを始めることが可能だという。

 また三洋エプソンイメージングデバイスや東芝、三菱電機、カシオ計算機などは携帯用の裸眼3Dディスプレイの開発を進めているといい、将来は面倒なメガネを用いることなく、裸眼で立体画像をごく普通に楽しむことができるようになりそうだ。
 そうなると商品プロモーションやイベントなど、いろんな場面で3D画像が使われるようになり、携帯電話を使った迫力ある販促やサービスが増えることになりそうだ。

[メモ]
立体画像は青赤眼鏡がないと見ることができないが、自作もできるそうだ。また立体写真のの専門サイト( http://www.stereoeye.jp/index_j.html )でも購入できるという。
デジタルモーション http:/www.digimo.co.jp 問合せは info@digimo.co.jp へ。