モバイルバッテリー
外出先で携帯電話やデジカメのバツテリーがなくなって困ったという経験をお持の方もいらっしやるだろう。そんな時、携帯電話ならコンビニに駆け込んで乾電池式の充電器を買うかもしれない。でも、もっと便利なのがUSBコードで接続するだけで”充電”できるモバイルバッテリー「PocKet MOBA」だ。
充電器というよりも外部電源と言ったほうがいいかもしれない。MOBAにはリチウムイオンバッテリーが内蔵されているので、これを充電してやることで携帯などに電気を供給できるからだ。同バッテリー本体への充電は500回程度まで可能だという。
USBケーブルは同梱されているが、別売のコネクタを使って携帯電話と接続してやるだけでいいのだ。しかも携帯以外にもPDA、携帯音楽プレーヤー、携帯ゲーム機などにも使えるからモバイル専用の携帯バッテリーと言っていいだろう。
現在発売されているのは、容量が3200ミリアンペアの「PocKet MOBA」(6480円)と同1700ミリアンペアの「PocKet MOBA Jr」(5480円)の2タイプ。いずれもソフマップなど全国約100店舗の家電量販店やパソコン販売店などで売られている。
これの凄いところはデジタル機器によって異なる3V、5V、8.4Vの3つの電圧タイプを、ケーブルを接続するとともに自動的に判別してくれること。従来の同様の商品は手動で電圧を切り替える必要があったが、その場合、機器を傷めることもあた。ところがPocKet MOBAは、電気に詳しくない人でも誰でも簡単に使えるようにしてある。
これを発売するのはパソコンパーツメーカーのバリューウェーブ(大阪市浪速区幸町、渡部章生社長)。今年4月からの地上デジタル放送を携帯で見るには欠かせない商品となりそうだし、12月にはアップルの携帯音楽プレレイヤー「iPod nano」と同じぐらいの大きさの新製品「PocKet MOBA mini」(予定価格3980円)も発売するという。
[メモ]
miniは電圧5V対応のデジタル機器向け。ポケットに入れても重さを感じない、おしゃれで理想的なモバイルバッテリーになりそうだ。
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