2005/07/25

携帯メールで俳句や川柳

 携帯電話を使って川柳や俳句を楽しむ人たちが増えている。昔は短冊に毛筆で書いていたが、今は携帯電話に横書きで打ち込むという。若者だけでなく40代、50代の中年層にも浸透し始めているようだ。

 ツーカーホン関西の「Sen-Ryu×Sen-Ryu」は、携帯メールで応募する川柳講座だ。「メールでケータイライフを楽しく」しようというキャンペーンの一環として、始めてもう7年にもなる。

 毎月、同社の携帯電話利用者に届けられる情報誌に「お題」を掲載しており、ショートメッセージサービス「スカイメッセージ」か、EZweb対応対応ツーカー携帯からEメールでの応募を受け付けている。

 同社は応募者数など詳細は明らかにしていないが、ツーカー携帯の利用者が多い50歳代や60歳代の人たちだけでなく、30代、40代の人たちからの応募も増えているという。
 広報室では「限られた文字数で思いを伝えられ、相手の心に響かせられるのは川柳も携帯メールも同じ」と、メール文化が生活に溶け込んできたものと見ている。

 一方、お茶の伊藤園は、平成元(1989)年から「お?いお茶新俳句大賞」を毎年実施しているが、3年前の第13回から携帯電話による応募を受け付けている。第16回目の今年は過去最多の152万3876句の応募があったといい、そのうち携帯電話で応募してきた人たちの数は全体の約5%だった。

 広報部は「携帯電話に文字を打ち込むのが面倒なのかもしれない。もう少し増えてもいいのではないか」と、次回に期待を寄せる。
 大学でも携帯で俳句を作る試みをするところもみられるなど、電子機器に普段から親しんでいる若者にとっては、川柳や俳句と携帯は何の抵抗もなく結びついているようだ。

[メモ]
 「Sen-Ryu×Sen-Ryu」の携帯電話での応募先はtkk-toko@ezweb.ne.jp。川柳とハンドルネーム、氏名、ツーカー電話番号を記入して送信する。次回の「お題」は「年齢」。